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クローン病の栄養・食事管理の概要
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栄養成分と指導上の留意点

 2.たんぱく質
   





たんぱく質量は1.5〜1.8g/kg/日を目安にします。この内食事からは0.8g/kg(〜1.0g)を基準にし、過剰摂取は避けます。
たんぱく質源は脂肪酸比率を考慮し肉より魚類を多くします。また、大豆製品などからも取る
ようにします。(肉類は、脂肪制限の項目と同じ扱いです。)
魚類は季節ごとの旬のものを用い、青魚や白身魚など取り混ぜて使用しましょう。
     
 3.エネルギー
   











理想体重1kg当り35〜40kcal(EDも含む)を目標にします。但し、性別や作業量、食欲の有無などに拠って幅をもたせ調整する事が必要です。(ごく稀ですが、退院後、緩解期に体重増加が著しく、理想体重を超えてしまう患者さんもいるため、継続的に体重をみてエネルギー設定の見直しが必要な場合もあります。)

炭水化物によるエネルギー摂取比率を高くする
炭水化物は食事抗原性が低く、消化・吸収も良いため、必要エネルギーの60%以上をこれらから摂るように勧めます。(脂肪制限の条件下、炭水化物は、食事抗原性も低く消化管への負担も少ないのでエネルギー源としては優れています)
具体的には、米飯、ビーフン、めん類(中華麺は避ける)、スパゲティ、でんぷん(かたくり粉、コーンスターチ)、わらび粉、くず粉、油分の少ないパン(菓子パン、調理パン以外、イースト菌に反応する場合もあり要観察)、いも類(さつまいもは繊維の関係で要観察)などがあげられます。